家を建てるなら山の麓(ふもと)で自然に囲まれた暮らしがしたい。
『最初からそう決めていました』との第一声、
ご夫婦共に自分たちに合った暮らし方を決めていたそうです。
それもそのはず、お二人は有名なアウトドアブランドで勤務する同僚であり、
さらに、職場結婚を果たした生粋の山好きカップルでもあります。
ご自宅の玄関クロークに並ぶ、
カンジキ(雪山専用スパイク)や家族全員の登山ヘルメットが、
ご夫婦の山登りや自然に対するこだわりを物語っています。
もともと奥様は地元、京都二条のご出身、また、ご主人は、埼玉県のご出身。
新婚当初は大阪府の公団アパートで暮らし、結婚3年目に、
まずは、条件に見合う土地を奈良・京都に絞って探していたのですが、
なかなか良い土地が見つからない中で、たまたま小野建築の広告を見つけ、
現地を見に行き、迷わずこの地に住む事を決めたそうです。
実はこの土地、市街化調整区域です。
景観保全を優先する区域ですので、いつまでも自然豊かな
風景が守られる一方で、新築不可の厳しい地域でもあります。
今回は、ご購入頂いた土地に元々立っていた建物を取り壊し
既存建物と同じ大きさの範囲で新築住宅を建てさせて頂きました。
畑や庭いじりを満喫できる自然豊かな立地に
お祖父ちゃんとお祖母ちゃん、息子さん夫婦で暮らす3世代住宅。
朝靄の中で庭先の畑で取れる野菜を、毎朝ご両親が持ってきてくれます。
日が登る頃には、東側の縁側からたっぷりの日差しが差し込み
大きな窓からは、夏でも涼しげな風が林から流れ込んできます。
窓の外では鹿や狸が通り過ぎて行くこともあるそうです。
近くの小川には、エビやカニ、ドジョウなど、好奇心をそそる生き物たちもいっぱいです。
自然がいっぱい
発見もいっぱい
幸せもいっぱい
都会の近くでありながら、限りなく田舎暮らしを満喫できるお住まいに、
とても、ご満足頂いております。
四季の変化を毎日庭先で感じながら、
のんびりと家族みんなが一緒に歳を重ねて行く…
そんな一番叶えたかった素晴らしい人生が
このお住まいできっと実現される事でしょう。