悟眞寺

悟眞寺

2013年6月に無事完成しました。日本の伝統技術を駆使した木造の寺院です。京都で育った木材を使い、墨付、キザミ、すべての工程を宮大工さんの手により丹念に造りあげました。500年は建ち続けられる材木と継手となっております。未来永劫に残る作品となりました。

悟眞寺
悟眞寺

本堂内陣の状況です。天井には42枚の天井画が無事に取り付けられました。天井画で有名な円山応挙の眠っているお寺ゆえに、九代目 円山慶祥様、真祥様の手で丹念に描かれた天井画です。

悟眞寺

玄関の天井には杉材の笠天井、寄付天井にはノネ松の網代、桜の竿天井と様々な顔を持った天井で彩られています。

隣接している幼稚園様の園児様も宮大工さんの仕事を興味津津で食い入るように見学しております。 宮大工さんの技・木の壮大さを存分に感じてもらえた様で、将来は大工さんになりたい園児さんもいました。

悟眞寺

組み方の仕口部分は実はこんなに複雑な仕口になっております。継ぎ手部分には、いろいろな仕口が施され、どの角度から力が加わっても外れない仕口は、日本建築の極みです。宮大工さんの技術と伝統には本当に頭が下がります。

悟眞寺

本堂新築工事を通し日々日本建築の素晴らしさを実感する毎日でした。日々技術に精をを注いでいただいてます宮大工さんには、感謝、感謝の現場でした。

> ブログ「悟眞寺進捗報告」で、これまでの工事の記録を掲載しております

施工実例